Windowsで無料で使えるRPAツールです。いくつか類似ソフトはあるのですが今回は「UWSC」を紹介します。
RPAでPCでの作業を簡略化する
RPAとは?
RPAとは、Robotic Process Automationの略。分かりやすく何をするツールかと言うとパソコンの作業自動化です。プログラムで動作を指示してその通りにパソコンが実行する感じが分かりやすいかと思います。プログラムの難易度は比較的簡単。他に類似しているソフトで「AutoIt」「AutoHotkey」などがあり「UWSC」より前者のソフトの方が評価が高い記事を見かけますが「UWSC」が日本製だった事と教えて頂ける方が居たので「UWSC」を選びました。
「UWSC」についての詳しい説明は、Google検索で「UWSC 自動化」多く紹介されてますので、そちらをご覧ください。
AutoIt
AutoHotkey
ソフトのダウンロードとインストール
公式サイトが無い感じですので、フリーソフトのダウンロードサイト「ベクター」からダウンロードします。
ダウンロードしたら解凍し、フォルダ内にあるEXEファイルを実行で完了です。下図がアプリが立ち上がった状態です。一番左のボタンで、プログラムが書かれたファイルを読み込みます。読み込まれると実行ボタンがハイライトされ実行できます。
基本的な流れは、「プログラムを書く」「起動して動作確認」「プログラムを修正」を繰り返して、自分が行いたい動作を作ります。マウスの移動、クリック、ダブルクリックなどパソコンで行う操作は設定可能です。
ポイント:サンプルプログラムを見ても難しい場合!
プログラムは「.uws」と言う拡張子で書かれて、エクセルのマクロや、GoogleスプレッドシートのGASに似ています。
ノンプログラマーですと正直なところ大変です。冒頭で「教えてくれる方」と記載しましたが「ココナラ」と言うサービスで対応してくれるエンジニアが請け負いやチャットでの相談を受けてくれます。
ココナラでUWSCはこちらのIT・プログラミングのジャンルから検索してください。
「ココナラ」のサービスでサンプルや実行したいプログラムを依頼し、不足分はそれをベースに自分でカスタマイズする流れだと分かりやすいです。チャット相談などもあるので、教えて貰うのも1つの選択肢だと思います。自分意図通りのサンプルがあれば、ノンプログラマーでも使えるようになります。(実際、自分もこの方法で使えるようになりましたw)
気になる注意点
「UWSC」はプログラムのルールが分かれば、直観的に繰り返し動作を行う事が出来るのでいろいろと重宝しますが、サポートが無い?ところと、プログラムの改修が2017年ころから止まっているのでWindowsのOSのバージョン次第では動かなくなる可能性もあるところが注意点です。(Pro版の有料もありますが購入できない状態らしいです)
無料版の使用となりますので、あまり頼り過ぎない事がベター。現状の利用スタンスとしては「UWSC」でベータ版として行いたい仕組みを試行錯誤して、恒久的な実用化の必要性があったら「AutoIt」「AutoHotkey」など他のソフトで作るか、システム開発するという流れかと思います。
「UWSC」ユーザーとしては、開発者にアップデートなどの対応復活を願いたいところです。
参考サイト
- 無料で使えるRPAツールUWSCとは?他ツールとの違いも解説!
- RPA導入の第一歩に。無料RPAツール「UWSC」の基本について解説
- UWSC コバヤシ式
- UWSCのダウンロードとオススメの保存方法
- 自動化ツールの比較
活躍できる利用場面
利用できる場面としてココナラでもエンジニアの方が記載してますが、WEBサイトのスクレイピングやデータ収集など実用的な利用が多いです。筆者はアフィリエイトの仕組みの1つとして利用しております。幸いな事に一定金額の収益は上げることができておりますので、いずれ紹介していければと思います!それまで待てないという方は、お問い合わせよりご連絡ください。
最後に…
単純作業の自動化は昔からある仕組みの1つですが、今まで使うシーンが考えられませんでした。アフィリエイトや稼ぐ仕組みで大活躍しているので、今後も重要な役割になりそうです。この様な仕組みは、外部でプログラムを作って貰うとメンテナンスやランニング費用に関係してくる場合も多く考えられるので、単純安心で且つ自分である程度の内容を把握できるものが良いと思います。