独自コンテンツ販売をするためには、決済をする場所が必要です。当たり前の様に多くの販売できるサービスがありますが、一番気になるのは「手数料」や「初期費用」。それに加えて、自分が販売したい商材を売る事ができるか?と言う事。
他にも、購入希望者をどの様に集めるか?など、考えなければならない事は多くありますが、手数料と初期費用が一番お手頃なSTROESでECサイトを構築を試して見ました。
「STROES」とは?
「STORES」は、初心者でも簡単にネットショップを開設できるサービス。
パソコンやスマートフォンから手軽にデザインでき、無料で始められる点が大きな魅力です。サイト運営はシンプルな操作で楽しめ、必要な機能が一通り揃っています。SNS連携や予約販売、顧客管理、定期販売、アクセス解析、電子チケットなど、多様な機能を提供しており、規模やジャンルを問わず幅広いのネットショップ構築ができます。
料金プランはフリープランから始めて、ビジネスが成長したらベーシックプランに移行することも可能で、手数料は売上に応じて発生。フリープランは「5%」の手数料。時間が余り無い方でも簡単に作れるUIで、WEB知識が限られている方でも気軽にECサイトを立ち上げられるように設計されてます。
STORESは「見やすい、使いやすい、分かり易い」の3拍子が揃っている
STORESで一番印象を受けたのが、サイト全体の見やすさ、使いやすさ。多くのサービスを使って来ましたが、ダントツで1位。見やすさ、使いやすさに加え、使い方もブログ形式で詳細まで分かり易く紹介されているので、STORESを使って使い方が判らないと言う人はいないんじゃないかと思いました。(ブログへのリンク場所も分かり易い)
使いやすさだけでも選びたいEC構築サービスですが、気になった機能をピックアップしてみました。
STORESの気になる機能
普通にECサイトとしての機能は十分ですが、他のEC構築サービスでは一工夫しないと出来ない様な機能があり、これだけでもSTORESを使う価値があるのではと思います。
決済機能
どこのECサービスでもありますが、意外とカードだけとか、キャリア決済使えないとか多いのですが、STORESはほぼ全部利用ができます。(クレジットカードは申請が必要)
- クレジットカード
VISA / Mastercard / JCB / American Express / Diners Club - コンビニ決済
ファミリーマート / ローソン / ミニストップ / デイリーヤマザキ / セイコーマート - キャリア決済
d払い / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い - 銀行振込
- PayPal
- あと払い(ペイディ)
- 楽天ペイ
- PayPay(残高)
- 代引き
- Amazon Pay
クーポン機能
他でもクーポン機能を持ったECサービスもありますが、分かりにくかったり、上位プランのみなど見かけます。クーポンは間違えて発行してしまってもユーザーから使われたら中々断れないので、分かり易い使いやすいは必須条件です。STORESでは分かり易く使いやすくなっているので◎
Instagram販売連携&画像連携
Instagramとの連携は少し手間があり、面倒なケースも多い連携。STORESでも手間はあるのですが、基本はONOFFのみ。設定ONにすると、1ステップずつ設定方法を細かく誘導してくれるので、書かれている事を実行するだけで設定が完了します。(販売に関しては、Instagram側の審査があります)
シークレット販売&アイテム限定公開
他のECサイトで標準ではあまりみない機能。
- シークレット販売は、パスワードをかけてパスワードを知っている人だけ入れる。
- アイテム限定公開は、アイテムのURLを知っている人だけが入れる。
どちらも似たような機能だが、使い方次第で販売方法が広がります。また、これに関連した「まとめ割引」「予約販売」「販売期間設定」「購入個数制限」など、販売方法の設定も複数あって◎。
STORES以外にも良さそうなサービスは?
サービス名から少し意外性もあるのですが「ペライチ」も有望なECサイトを構築できるサービスです。STROESとほぼ条件は同じ。STORESを選んでみたのは、ペライチの方が決済手数料が少し高いのと、フリープランだと広告が表示される為です。
サービス名 | 手数料 | その他 |
---|---|---|
STORES | 5% | ・フリープラン(広告無し) |
ペライチ | 6%+40円 | ・フリープラン(広告有り) ・ペライチ内で販売マーケットあり |
広告はでるけど、ペライチ(自社サイト)の広告なので、ペライチ内で販売できる事も考えると、STORESとほぼ同条件と言って良いと思います。STORESの方での集客は「0」スタートで考えないとならない事を考えると、もしかしたらペライチの方が有利かもしません。。。
最後に
今回はSTORESを試して見ました。ペライチと比較するとペライチは気軽に良くあるLPを作る事がメインなので、ライト感覚でサイト構築~ECサイトまで作れる感じで、ハードルが低いイメージがあります。
STORESは、店舗販売で実店舗を持っている人向けのしっかりとしたECサイトを作る人向けの堅い印象がありました。
UIもそれぞれのサービスに合った雰囲気で、ペライチはややゴチャっとした感じで制作慣れしている人であれば、ちょこっと工夫しながらキレイなサイト構築をするが、STORESは機能的にも分かり易く、しっかりできているのであまり脱線した事はできないけど、機能面で充分足りる事ができる。
ペライチとSTORESのどちらが良いか?については、料金や手数料以外の部分で、販売したい商材やサービス利用を+αな視点で選択する感じ。結果はドローですね。