AIを個人でも導入して収入を増やす

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AIを使ったものは、まだまだ不自然さが目立ち、toC向けのサービスとしては時間が掛かるかと思っていましたが、実際に使って見ると自分が浦島状態でした。クオリティや料金形態など、レンタルサーバーを借りる様な間隔で手軽で実用的になっているので、早速取り入れていこうと思います。

  • 個人でも利用できるaiサービスが分かる
  • Catchyを使い始める事ができる

NEWS PICKSでも取り上げられていた「ChatGPT」。AIへの関心も広がると思いますので、個人事業主やフリーランスの方も他人事と思わずアンテナを張っておきましょ!

このチャットボットの登場を受けて、グーグルの経営陣は「コードレッド(code red)」の宣言を迫られることになりました。20年以上にわたり、グーグルの検索エンジンはインターネットへの表玄関として機能してきましたが、新種のチャットボットはこれに取って代わる潜在力を秘めているのです。

NEWSPICKSメールマガジンより
目次

AIについて

自分が浦島太郎状態だったので、ちょっとだけ現状確認。半年ほど前の調査で以下になっている感じでした。

日本IBMは2022年7月12日、米IBMのグローバル調査レポート「世界のAI導入状況 2022年(Global AI Adoption Index 2022)」の日本語版を発表した。同調査によると、2022年のAI導入率は35%で、2021年よりも13ポイント増加した。また、AIの導入を検討中の企業は42%に上る。「AIがより利用しやすく、実装しやすくなってきていることで、AIの成長が加速している」(同社)という。

インプレスのWebメディア「IT Leaders」 より

AIのユースケースや機能として、画像認識や音声認識、テキスト・マイニングなどがある。ITRの調査によれば、機械学習プラットフォーム、時系列データ分析、検索・探索、翻訳、テキスト・マイニング/ナレッジ活用、音声合成、音声認識、画像認識のAI主要8市場全体の日本の2020年度の売上金額は前年度比19.9%増の513億3,000万円となり、2025年度には1,200億円に達すると予測されている。市場別では、AI環境の自作を支援する機械学習プラットフォームの増加が最も見込まれる。

総務省ホームページより

まだ大企業寄りで偏りがあるみたいですが、思った以上に何かしら導入している企業が多く伸びてきていました。

実務に近い3つのAIのサービス

利用企業は、大企業に偏りが目立ちますが、サービスとしては小規模事業者や個人、フリーランスの方も十分に手が出せるものも多いです。まずは、直ぐに利用し効果があげられそうな3つのサービスを選んでみました。

会話形式でやり取りする「ChatGPT」

対話形式でChatGPTはフォローアップの質問に答えたり、間違いを認めたり、間違った前提に異議を唱えたり、不適切な要求を拒否したりできるようです。実際には試せてませんが、巷では「凄すぎる」との事。執筆時はまだ無料で誰でも試せるので、興味がある人は是非。

ワンクリック AI ライター「Autoblogging」

サービス名の通り、ブログ記事を自動で生成してくれるAIライター。ライティングに特化しているので、予め制作文章の設定でタイトルや、目次、Hタグなどの構造も指定できるみたいです。
こちらは日本語に対応していないので、日本語独特の言い回しや表現は難しそうな感じです。短文や見出し、キャッチコピーなどは要所では使えそう。二度手間で制度が落ちるかもしれませんが、出来上がった文章をGoogle翻訳を使って日本語にするのも1案ではあります。

GPT-3を搭載したAIシステム「Catchy」

CatcyはAIライティングのアシスタントツール。イーロンマスクなどの投資家で設立された研究所で開発された自然言語処理システム「GPT-3」を搭載したもの。(詳しくはGoogle検索にて探してください…。)このシステムはABテストで人間に匹敵する広告成果を発揮できるほど、クオリティが高いそうです。

AIシステム「Catchy」を使って見る

日本語に対応した「Catchy」が今のところ合っていそうで、制限はあるものの無料から使えるみたいです。

無料のサインアップは他のサービスとは違って「ワンクリック」です。「Googleアカウント」か「Facebookアカウント」のどちらかがあれば始められます。良くも悪くもあると思いますが、セキュリティやいたずら防止にはなりそうです。

Googleアカウントか、Facebookアカウントを選ぶと直ぐにダッシュボードになります。

「Catchy」は100種類の生成ツールがある!

以下、出来る内容から適した用途に分けられてます。
基本的には「文字」に絡むことなので、自分が利用したいと思う方法しか、なかなか思いつかないと思うので、この分類は凄く助かります。サービスを利用する側としては「知らなかったから使えていなかった」を防いでくれます
項目としても「あー確かにそれにも使えそうだな!」と言う感じで思っていなかった利用方法が分かり易く書かれています。

用途案

  • キャッチコピー
    プロダクト名またはブランド名と、プロダクトの説明を入力すると、キャッチコピーを生成することができます。
  • 記事制作
    書きたい記事のアイディアを入力するだけで、SEOにも対応した様々な文章を作ることが可能です。
  • AI画像作成用テキスト
    どんな画像を作りたいかを入力すると、Midjourney などの画像生成AIツールに入力する最適なテキストを生成します。
  • おまかせ文章
    伝えたいことに合わせて、AIがおまかせて気の利いた文章を生成します。
  • YouTubeの企画
    チャンネルの特徴を入力すると、そのチャンネルに合った様々なYouTube企画アイディアを出すことが可能です。
  • 新事業のアイデア
    あなたの好きなことを入力すると、新規ビジネスのアイデアを生成することができます。
  • 会社名
    会社の特徴を入力すると、ピッタリな会社名のアイディアを出します。
  • LINEの返信
    LINEの返信に迷ったら、ぜひ使ってみてください。気の利いた文章を生成することが可能です。
  • 仕事の相談
    仕事の悩みを入力すると、それに対して気に効いた回答をすることが可能です。

※Catchyのサイトより引用

実際の使用感

丁寧なUI設計がされているので、直観的に分かり易く、直ぐに使えます。例として「短文を長文に」と言う生成方法で行った場合、必要な設定は「短文」の入力と「文章の雰囲気」の選択の2か所のみ。

「作成する」ボタンを押すと、十数秒で文章が作成されます。短文の文字量や内容によると思いますが、上記画像の内容で生成したところ「600文字程度」の文章が作られました。

文章例については、Catchyのヘルプサイトにも記載があるので、気になる方は確認してみてください。

利用するツールによって必要なクレジット数が違いますが、ブログの記事5,000~6,000文字を作ろうとすると、おおよそ20~30クレジットが必要になりそうです。1度生成されると「作り直し」はできないので、出来上がった文章が気に入らなかったとしても、そのままクレジットは消費されます。

上記を参考にして、制作したい文字量や記事数などを踏まえて、料金プランを選んでいただければと思います。

「Catchy」の費用

料金プランは無料のフリープランを入れて4種。

利用には「クレジット」と言うポイントの様なものを使います。行いたい処理1回毎に決められた「クレジット」を消費します。

消費クレジット例

  • 記事タイトルの生成・・・消費クレジット2
  • 記事タイトル(リスト記事)の生成・・・消費クレジット1
  • 記事の目次の生成・・・消費クレジット1
  • 記事の本文(リスト記事)の生成・・・消費クレジット3
  • 記事の導入文の生成・・・消費クレジット2

ブログの記事5,000~6,000文字を作ろうとすると、おおよそ20~30クレジットが必要になりそうなので、目安として300クレジットで10~15記事分に相当すると思って良いかと思います。
クジレットは月毎に付与されるので、1か月で15記事以上作成する場合はProプランで、それ以下だとStarterプランを選択するコスト感です。

思っていた以上にクオリティが良いので、Entrepriseのプランにある「独自生成ツール作成」と言うところが気になります。

クオリティが良くても、頼り過ぎないことが重要

生成ツールを稼働させると、文章が出来上がるまでに以下の様な画像メッセージが表示されます。
この部分実はすごく重要。AIが作るデータ元はネット上の文章を解析していると思われます。何度も繰り返し、より多くの情報を蓄積する事で、より精度の良いものが出来上がります。

今のところまだ問題なさそうですが、文章そのものが著作権として保護されるような事があれば「AIが部分的に使ってしまう」「凄く似ている文章になってしまう」の形で何かしらのペナルティも出てくるかもしれません。
また、ツールの使用ルールとして「AIが作った文章」が分かる様なフラグが埋め込まれるようになって、それがGoogleで検知=SEOとしてペナルティになる、もしくは検索にヒットされないなども考えられます。

そう言った意味でも、最終的には人の手で調整した方が良いと思います。まずは、ツールに頼り過ぎず、文章制作のコスト削減、効率向上を目的とした使い方で。

AIに頼らないメッセージ

その他注目のAIライティングツール

最後に

思っていた以上にAIの進歩が速く、そのクオリティの良さに驚きです。文章の他にも、画像やデザインも行ってくれるAIがありますので、どの様に利用していくかが鍵になってくると思います。今まではtoB向けの内容かと少し他人事な感じを持ってましたが、toCでも十分利用できる機能でサービスがあるので、特に小規模事業者や個人、フリーランスの方は上手く取り入れていくとプラスになる事が多そうです。

<ご注意>上記の紹介は、提供者や販売・運営者様及びその企業を差別や批判するものではありません。個人的な見解結果としての紹介となりますので、最終判断は皆さまご自身でお願いいたします。また、掲載内容は変更されていくのでこの記事記載日以降は内容が異なる場合もあります事ご了承ください。

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